少し見難いのですが、昭和47年4月の文字が見えます。建築の知識が無い私にはこのビルが昭和47年4月に建築完成となったのか、着工が始まったのかかはわかりませんが、設計はこの何年前にもさかのぼる事でしょうからモノレール不要論が出た頃の設計なのかも知れません。
 空洞部分に上がってみました。現在は居住者やテナント入居者用の駐車場になっています。少し天井が低いです。
 モノレール軌道が乗る予定だった部分?
 床面に軌道を乗せたと考えると、車両の窓はちょうどマンションの窓くらいの高さになり室内が丸見えになってしまいまかもしれません。
 ロッキード式モノレールは車両内の床面が平らという長所を持っていますが、他の方式と比べて軌道から高くなってしまう特徴があります。
 1階と2階はテナントになっていますが随分と空きが目立ち寂れた雰囲気が漂っています。
 今から約30年前の建築当初は最新のテナントで随分と活況があったのでしょうね。
 白いビルに続いてほぼ同じ構造の茶色のビルが続きます。
 もし、モノレールの駅があり姫路駅とを結んでいたら随分と便利で、この地域はもっと発展していたに違いない。


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