なんと絵本に姫路モノレールが紹介されていました!
 山陽新幹線開業時に書かれた絵本の姫路を紹介したページに描かれいます。ページ下イラストにもしっかりと描かれています。
 
本文にはこう書かれています。

『モノレールを
したに みて、
ひめじの おしろを
うえに みて、
ひかりごうは
ずんずん はしる、
しゅうてん
おかやまへ むかって
ひたはしり。』

『小学館の育児絵本30 ちょうとっきゅうひかりごう』
1971年版より(新幹線岡山開業時)
 絵・有元秀光

埼玉県にお住まいの暗之云様より御提供頂きました。ありがとうございます!


 
 ところが博多まで開業した1975年版には姫路モノレールの姿はなくなってしまっています。
 新幹線はいまだに最先端で活躍しているのに対し姫路モノレールはわずかな時間で廃線。光と影、あるいは勝者と敗者。しかし、それも一つの時代で、そういった歴史があったからこそ現代の私たちがあるような気がします。
 
『小学館の育児絵本30 ちょうとっきゅうひかりごう』
1975年版より(博多開業に合わせて改訂)
絵・有元秀光

埼玉県にお住まいの暗之云様より御提供頂きました。ありがとうございます!
 
 2冊は一見同じ本ですが、右側は1971年版(新幹線岡山開業時)、左側は1975年版(博多開業に合わせて改訂)です。
1971年版巻末の「おかあさまがたへ」には解説が書かれています。
 (おかあさまがたへの解説)
■姫路駅を過ぎた「ひかり号」‐‐「ひかり号」ははや姫路まで来ました。岡山まではひと走りです。画面の下の跨座式(馬のり型)モノレールは、姫路駅前から、手柄山中央公園までを四分で走るモノレールです。上に見える城は、有名な姫路城です。白鷺城ともいい、この天守が国宝に指定されています。

 姫路モノレールが掲載されている版と掲載されていない版の両方を比べて見れたのは大変幸運でした。
埼玉県にお住まいの暗之云様御、提供頂きありがとうございます。
明るく躍動感に満ちた写真です。ジュラルミンの車体なので銀色なのですが光の加減で緑色に見えます。
 博覧会当時の写真でしょうか?。背景に見える西洋のお城風の建物は姫路大博覧会博覧会のパビリオンで今も手柄山公園に原形を留めています。水族館は今とは違う古い建物です。
姫路に在住されていたT様より御協力いただきました。ありがとうございます!


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