手柄山駅内部に残る駅名表示板。
 当初の計画ならば、"だいしょうぐん"の左には、延線されてできた新しい駅名が入る予定だった。
 手柄山駅内部に残る時刻表。9時始発の17時終電。これでは通勤に使用できません。手柄山への観光鉄道となっていたのが良くわかります。もちろん当初の計画どおり播磨地区へ延線されていたら違っていた事でしょう。
 手柄山駅内部の様子。向かって左側がホームとなっている。右側の壁には昭和40年代の広告が当時のままの30年の月日を越えてひっそりと残っている。その価値を良く考えてほしい。
 眠るモノレール車両。ホコリを被っているが当時となんら変わらない姿を留めています。この先もこのままひっそりと生き続けてほしい。
 車両内部。姫路大博覧会に向かう多くの人々の笑顔と歓声で満たされている時があった。その記憶が未だに車内に残っているようだ。

 
 運転台。現代の電車は運転席と客室が隔離されているが姫路モノレールは運転席と客室が隔離されていなかった。


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 現在の姫路モノレールを取り巻く環境は決して良いとは言えない。「みっともないから早く撤去した方が良い」や「地震の時に倒壊しそうで危険だから撤去した方が良い」という意見が残念ながら多い。
 今一度考えてほしい。解体資金さえあれば古い物を壊してしまう事は簡単だ。しかし、壊してしまったら姫路モノレールの40年の歴史も消し去ってしまうのです。我々人間が生きてきたように姫路モノレールも生きていたのです。
 ページの最初にも触れましたが、1970年に開催された大阪万博のエキスポタワーがその歴史的価値が見直されることなく老朽化を理由に解体されてしまいました。とても残念でなりません。(詳しくは上記のリンク先のHPを是非ご覧下さい。貴重な記録が残されている素晴らしいHPです。リンク許可済。)
どうか姫路モノレールが長生きしますように。そう願ってこのページを作成しました。



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