珍しい団体割引整理券を入手しました。
初年度はまずまずの輸送実績を残せた姫路モノレール。しかし、翌年からは落ち込みが激しく、輸送客数実績予想を大きく下回った。
 その対策として客誘致策等種々の経営努力を重ねたと記録が残っています。今回入手した割引券もその一環として使われたのだと思われます。
 こちらは姫路市内の名所を巡る周遊券で4枚綴りの冊子となっています。
 まずは表紙から、券の汚れが30年という年月の流れを感じさせます。
 表紙の裏面です。
 姫路駅をスタートし、モノレールで手柄山公園⇒連絡バスに13分乗車し名古山霊園⇒連絡バス9分で国宝姫路城⇒連絡バス4分で姫路駅に帰ってくるコースとなっています。
 2枚目です。上記のコースから考えて一枚下の3ページ目から使うようです。
 写真では分かりにくいですがこのページ一番右は無く3枚の整理券からなっています。
 3枚目です。姫路モノレールの乗車整理券が使われることなく残っています。あたりまえですが、この先も使われることも無いと思うと少し寂しいような。手にした時何故かそんな気持ちになりました。
 姫路モノレールの説明書きは・・・
 このモノレールは世界的に有名なアメリカのロッキードの航空技術から生まれ、日本の優秀な工業技術を加えて全く新しい型のモノレールを開発したもので世界で始めての"作品"であります。安全、快適そしてすばらしい性能を持ち、未来の交通機関として注目されています。
 裏表紙です。姫路の方から頂いたお土産は偶然左の"玉椿"でした。そのパッケージは30年の月日が経った今も変らずです。

    
 


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