終着駅がある手柄山公園が見えてきました。昭和41年に開催された姫路博覧会の会場であった場所です。今で言う地方博覧会で、多くのパビリオンが催されていたそうです。
 外観は子供たちの夢に出てきそうな中世のお城風で、外壁は偽物のレンガではなく本物のレンガが貼られています。
 中央の半円形部分にモノレール軌道が吸い込まれ、駅となっていました。山の斜面に沿って中腹から頂上にかけて建っており屋上が出入口となっているため、名目上は地下2階と3階が手柄山駅となっています。
 この建物が駅だった事を知らない方も多くなっている。半円形部分の上に"モノレールのりば"と看板があり、数年前まではその痕跡があったと聞きます。
(当時の写真はこちらに) 
 博覧会のとき使用された看板?
判りにくいですが、左の窓の真中の赤い字の上にモノレールと言う字が見えます。残念ながら看板に書いてある内容までは読み取れませんでした。
 
 建物の屋上部分は駐車場になっています。
写真左下(白い縁どりのアーチ状)に当時の駅入り口があります。現在はフェンスが降りており通行不可。
 今は駅ではなく催し物のスペースになっています。右奥に以前展望台のようなものがあった場所に新しく出来た、緑の相談所が見えます。
 以前市民プールがあった場所です。よく見るとその名残が見受けられます。高飛び込みの台まであった本格的なプールだったようです。お城の形の建物は博覧会当時パビリオンだったらしいです。

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